真夜中。夕寝を挟んでしまったせいか、寝れない。というか、寝たくない。けど、起きているからといって、何かをする気にもならない。何もしたくない。目的に向かって、体が動かない。いや、体というよりは、心が動いていないのだ。

33年生きてきて思うのは、おそらくだけど、体と心はつながっている。たがいに影響し合ってる。「心が動かないから、体も動かない」。過去のぼくはそう考えがちなんだけど、きっと「体を動かしてないから、心が動かない」というのが実際なんだろう。じっとしても何も起こらない。ずっとじっとりした思考に浸かりどんどん嫌な方向へと身を貶めようとする。他人がどうかはわからないが、ぼくの場合はそういう性質のようなのだ。

大きな雲で覆われ、さらには霞がかかったような核を、モーセ十戒の海割りばりに開き、晴れやかにする。くっきりと見えるようになって、やっと心の居場所がわかり、どこへ向かっていきたいのか知ることができる。誤魔化しのないアクションを引き寄せられる。

精神の躍動を。そのために、座椅子に顔をうずめていた時間と窮屈さを拒絶したわけで、今こうやって指から動かしているわけなのです。何を書けてるかは書いてみてのお楽しみ。さて、今どんな気持ちか? と問われれば、少なくとも、書く前よりはだいぶ楽、あと2~3時間くらいは自分にとって好ましい作業を進められそうでございます。