返事を出す間隔頻度ってどれくらいだっけ。ぼくも同じように思うことがある。

ただ「今返事書いちゃいたいけど、早く出し過ぎると相手のプレッシャーにならないかな」とか無駄に複雑なことを考え、じゃあちょっと待つかとしてたらいつの間にか熱が冷め、結果、出すのが1週間~1ヶ月後になってしまうことだってありえる。というか、これまでに似たようなことは幾らもあった。

だからこそ、「書きたいとき」に書けばいいのと同じように、頻度なんてのは“気分”できっといい。むしろ「書かなくちゃ」で書かれたものよりも、気分で書かれたもののほうが読みたい気持ちのほうが大きかったりもする。

それなりに仕事としての文章を一度味わうと、マーケティングの話にもつながるけど、読み手を意識したうえで、情報のデザインとしての構成を考えたりして、「書きはじめるのは設計図をつくってから」と段を踏んでいたけれど、そんな手順をぶち壊すように、気分だけで書いてくほうが今の自分にとっては気持ちがいいし、後から読み直してみても、恥ずかしいけど「嘘はないんだなこいつ」と小さく褒めることができる。

おそらく最近の自分の承認欲求の対象は、自分自身に向かっていて、自分に褒めてもらいたく、自分のおかげで自信をつけたいと考えている節がある。だから、SNSから打ち寄せる情報の浅瀬よりも、どんどん内に向かって、深く長く考えるための「書く」時間を最上位に置くようになっているのだろう。もうそっちのほうがいい体験ができるとうま味を覚えることができた(えらく時間かかったなあ)。

他人の変化はわりとすぐ気づけても、自分の変化に気づくまではその倍以上もかかるというのが、ぼくの認識だが、ここ1年で気づけた自分の変化がある。それは、一度に書くときの文量が減ったということ。昔は千字超えることばかりだったのに、今は千字以下どころか、日々の日記は四百字程度、つまり原稿用紙一枚で収まることがほとんどだ。

昔よりも言いたいことが減ったのか、言いたいことを掻い摘まめるようになったのか、はたまた書く体力が減ったのかは定かではないが、とりあえず、直近で自覚した変化はそんなところ。

と、とどいた日記を読んですぐさま書きはじめた落ち着きのない人間が自分である。お返事は書きたいときに、1年くらいは余裕で待ちます。

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